本と生活

清田隆之(桃山商事)『さよなら、俺たち』

 

俺たちはこのままでいいのか。

これからの時代私たちに必要なことは、甘えや油断、無知や加害者性など、自分の見たくない部分と向き合いながら、「俺たち」にさよならすることだ。

 

1200人を超える女性の恋愛相談に耳を傾けた結果、見えてきたのは男たちの幼稚で狡猾な姿だった。恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表として恋愛と性差の問題を発信してきた著者による、初の本格的ジェンダー・エッセイ集。

失恋、家事、性的同意、風俗、夫婦別姓、マンスプレイニングからコロナ離婚まで、様々なテーマに根づく男性問題を掘り下げていく。






清田隆之(桃山商事)著『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)
2020年7月2日発売(6月30日取次搬入)
ISBN:978-4-909048-08-0 C0095
本体:1,700円+税 
四六判並製 304ページ 装丁:六月
帯:植本一子(写真家)・花田菜々子(書店員)

 


清田 隆之
(桃山商事) /キヨタ タカユキ  (

1980年東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1200人以上の恋バナを聞き集め、「恋愛とジェンダー」をテーマにコラムやラジオなどで発信している。『cakes』『WEZZY』『QJWeb』『an・an』『精神看護』『すばる』『現代思想』『yom yom』など幅広いメディアに寄稿。朝日新聞be「悩みのるつぼ」では回答者を務める。桃山商事としての著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)『生き抜くための恋愛相談』『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(共にイースト・プレス)、トミヤマユキコ氏との共著に『大学1年生の歩き方』(左右社)、単著に『よかれと思ってやったのに─男たちの「失敗学」入門』(晶文社)がある。

 

 

【目次】


さよなら、俺たち

1 あの人がいない人生を生きるのだ――失恋による小さな死

あの人がいない人生を生きるのだ 
失恋による“小さな死”を乗り越えるには 
こじらせ男子の当事者研究――失恋ホストの現場から

2 俺たちは全然客観的で中立的なんかじゃない ――男の幼稚さ

「気づかない男たち」 ――ハラスメント・スタディーズ
俺たちは全然“客観的”で“中立的”なんかじゃない―― セカンドレイプ
ボクたちはいつ大人になれるのだろうか ――大根仁作品における「男の幼稚さ」について
『ラブライブ!サンシャイン!!』のPRイラスト論争。批判の声に怒っているのは誰なのか
女子小学生にまで求められる“男ウケ”のモテ技。俺たち男はなぜ「さしすせそ」で気持ち良くなってしまうのか
世界で進む「性的同意」の議論。俺たちはその意味を理解できているのか

3 私たちはすれ違ってすらいないのかもしれない――コミュニケーションと聞く力

「男をひと括りにするな!」から進むために
我々が“聞ける男”になるために必要なこと
「コロナ離婚」の背景にある絶望感の正体
私たちは“すれ違ってすらいない”のかもしれない

4 生理が〝自己責任〟になってしまうディストピア――強固な男性優位の社会構造

田嶋陽子が再ブーム。“日本でいちばん誤解されたフェミニスト”はこんなにカッコ良かった
エロ本の作り手にお話を伺う中で見えてきた巨大構造
生理が“自己責任”になってしまうディストピア 
doing偏重社会に生きる私たちに突きつけられた“ミラー小説”
「子どもを産まなかったほうが問題」は失言ではない。現政権の本音だ
「夫婦別姓は犯罪が増える」というトンデモ発言は“男性特権”が生んだ無知の末路 

5 加害者性に苦しむ男たち――抑圧と孤独

女性の恋愛相談を聞きまくった結果、過剰に抑圧されるようになった私の性欲
“加害者性”に苦しむ男たち
内面の孤独
性欲は“本能”って言うけれど……男性にとって風俗とはどういう場所なのか

6 生まれたからにはまだ死ねない――beingから「私」へ

矛盾への恐怖と恋愛相談
「だったらひとりで生きればいいのでは?」と絶望される前に
家に一冊も本がなかった
自分を掘れば他者とつながる
ぺこぱ“NEO優しい”の衝撃 「優しいのにおもしろい」という革命
笑いと脱力をもたらすbeingの世界――さくらももこ論
生まれたからにはまだ死ねない
清田隆之(桃山商事)『さよなら、俺たち』

清田隆之(桃山商事)『さよなら、俺たち』7月2日発売

胸糞が悪くなってくる、それでも読まなければならない。お互いを理解したいから。ー 植本一子

自らのダサくてイタい過去をさらしてまでフェミニズムを前に進める清田さん、超絶信頼してます!ー 花田菜々子

 

俺たちはこのままでいいのか。

これからの時代私たちに必要なことは、甘えや油断、無知や加害者性など、自分の見たくない部分と向き合いながら、「俺たち」にさよならすることだ。

恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表として恋愛と性差の問題を発信してきた著者による、初の本格的ジェンダー・エッセイ集。

 

清田隆之(桃山商事)『さよなら、俺たち』

『さよなら、俺たち』

清田隆之(桃山商事)

2020年7月2日発売

本体1,700円(税別)
四六判並製 304ページ

ISBN:978-4-909049-08-0 C0095

清田隆之(桃山商事)

1980年東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1200人以上の恋バナを聞き集め、「恋愛とジェンダー」をテーマにコラムやラジオなどで発信している。『cakes』『WEZZY』『QJWeb』『an・an』『精神看護』『すばる』『現代思想』『yom yom』など幅広いメディアに寄稿。朝日新聞be「悩みのるつぼ」では回答者を務める。桃山商事としての著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)『生き抜くための恋愛相談』『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(共にイースト・プレス)、トミヤマユキコ氏との共著に『大学1年生の歩き方』(左右社)、単著に『よかれと思ってやったのに─男たちの「失敗学」入門』(晶文社)がある。

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